リツアンSTCのマージン率は業界最低水準!SES業界の平均と比較してみた


業界平均のマージン率は39.1%
技術派遣分野の全国平均マージン率は39.1%です。つまり、派遣先が支払う単価の約4割が会社に取られている計算になります。
この39.1%は、情報処理・機械設計・研究開発の3分野の平均値です(機械設計37.5%、研究開発40.3%)。リツアンSTC公式サイトのFAQでも業界平均の給与還元率を61%(=マージン率約39%)としており、同じ水準です。
さらに問題なのが多重下請け構造です。公正取引委員会の調査では、約33.5%のエンジニアが「何もしていない中抜き業者」の存在を感じたと回答しています。最大で5社が中間に入るケースもあり、エンジニアの手元に届く金額は大きく目減りします。
リツアンSTCのマージン率
リツアンSTCのマージン率は在籍年数によって下がっていく仕組みです。リツアンSTC公式サイトが公開している給与還元率をもとに整理すると、以下のようになります。
| 在籍年数 | 給与還元率(公式) | マージン率 |
|---|---|---|
| 1〜3年目 | 実質約70%(単価×68%+交通費) | 32% |
| 4〜10年目(プロ契約) | 約81% | 19% |
| 11年目以降(さよならマージン) | 約89% | 0%(社会保険料の会社負担分のみ) |
公式サイトでは1〜3年目の計算式を「単価×68%+交通費で実質約70%」、4年目以降を「過去実績で81%前後」、11年目以降を「過去実績で約89%前後」と明記しています。
11年目以降の「さよならマージン」はマージン率0%で、会社が受け取るのは社会保険料の会社負担分のみです。これが単価の約11%にあたるため、実質的な還元率が約89%になります。
またフリーランス契約の場合は、請求単価にかかわらずマージンは月額65,000円(外税)のみです。
実績ベースでは、時間給制(1〜3年目)の平均マージン率が29.4%、4年目以降のプロフェッショナル社員が19.2%です。全社平均は約27%で、業界平均39.1%と比べて12ポイント低い水準になります。
具体的な給与の違い
単価80万円のエンジニアで比較してみましょう。
- 業界平均(マージン率39.1%):手取り前の月給 約49万円
- リツアン1〜3年目(マージン率32%):月給 約54万円
- リツアン4年目以降(マージン率19%):月給 約65万円
- リツアン11年目以降(さよならマージン):月給 約71万円
4年目以降のプロ契約では、業界平均と比べて月額約16万円、年間で約190万円もの差が出ます。公式資料でも「10年間でエンジニアの所得には1500万円の差が出ます」と試算されています。単価別の詳しい年収シミュレーションはリツアンSTCのプロ契約とは?4年目からの年収シミュレーションにまとめています。
なぜこれが可能なのか
リツアンSTCの本社家賃はわずか17万円。会社の運営コストを徹底的に抑え、その分をエンジニアに還元するという経営方針を貫いています。掛川の商店街にある本社をはじめ、各拠点の様子はリツアンSTCのオフィス・拠点一覧で紹介しています。
また、個人ごとの単価・還元率・マージン率がすべて公開されており、社員間でマージン率のばらつきもありません。この透明性こそがリツアンSTCの最大の特徴です。
実際の手取りで確認する
マージン率だけでは実感が湧きにくいので、還元率の計算過程は給与還元率は実質70%、実際の給与明細による検証はリツアンSTCの評判は本当?で公開しています。数字の裏付けを確認したい方はこちらもご覧ください。
